What is JUNIOR RESIDENT？｜日本医科大学千葉北総病院

574床

ローテーションする診療科によって異なります。内科などの多くの科では、主治医である指導医のもとで担当医として診療することが多いです。指導医に報告、連絡を行い、マンツーマンの指導を受けながら診療をすすめます。救急救命センターや集中治療室では、チームの一員として診療に加わります。

内視鏡などの侵襲的検査は、シミュレーターなどを用いたトレーニングを行ったあと、機会があれば実際に実施することになります。積極的に指導医にアピールすることで、チャンスが巡ってきます。特に2年次の再ローテーションした際には、機会が多く与えられると思います。

診療科にもよりますが、月平均4〜5回。内科部門、急性期病態部門のいずれも1晩で4名〜5名程度を診ることになります。3次救急指定病院であるため患者さんの緊急度・重症度が高いのが特徴ですが、当直医師の指導のもと、診療していただきます。

基本的な手技でもある、気管挿管、中心静脈路確保、胸腔ドレーン挿入、創縫合などは、1年次のローテーションで経験することができます。2年次の診療科選択によって経験値を増やすことも可能です。千葉北総病院は、大学病院でありながら、病院が持つ症例数に対して研修医が少なく、一人あたりの経験数が他院よりも多いのが大きな特徴です。

ガイドラインに沿った判断や、最新の論文から得た治験を実践できることが特徴です。経験則や隔たりのある知識ではなく、エビデンスに基づいた診断・治療を学習することができます。

インプットからアウトプットまで、充実した一日を過ごせます。

研修医同士で勉強会を開いたり、ゆっくり自習できます。

一般的には、診療科を選択したり、大学院に進み研究をします。千葉北総病院で臨床研修を終了した医師の内、毎年数名がそのまま当院に残って後期研修に入っています。「専門医資格」の取得を志望する場合には、各学会の用意する専門研修プログラムを選択しなければなりませんので、希望の診療科、プログラム、その他の個人的条件などを考慮して3年目以降のキャリアを決定することになります。

一人ひとり研修医室に自分の机が与えられ、院内には多数の蔵書を抱えた図書館もあり、豊かな学習環境が備わっています。

給与は日本医科大学の臨床研修医共通で、当直手当を含めると1年次は27万9700円、2年次は28万4700円です。健康保険は私学共済保険となります。

当院の最寄り駅(印旛日本医大駅)から北総線アクセス特急を利用すれば、日本橋まで約50分、成田空港まで約20分です。週末には東京で過ごしたり、忘年会や納涼会などのシーズンに都内まで飲みに行くことも多いです。病院周辺にはスーパーがあり(徒歩5分)、車で10〜15分のところにシネマコンプレックス(印西牧の原、ユーカリが丘)、大型ショッピングモールがあります。

研修する時期、診療科にもよりますが、数人のこともあれば20人前後ということもあります。救急救命センターや集中治療室ではチームで診療しているので研修医1名あたり何人とは言えませんが、多種多様な症例を経験することができます。